一つ一つが、人々の暮らしにつながっている。
規模も、やりがいも、大きなシゴト。

営業部営業一課
吉田 大祐Daisuke Yoshida

営業部営業一課
吉田 大祐
Daisuke Yoshida

自分が携わった仕事が、人々の「普通の暮らし」を守る。

学生時代にボーイスカウトに参加していた経験から、地域や人に貢献できる仕事がしたいと思っていました。当社が扱うポンプやミキサー製品は、マンホールの下や浄水場、石油化学工場や製鉄所など、日常で目にする機会はあまりありませんが、人々の「普通の暮らし」に密接に関わっています。そこに魅力を感じました。

入社してからは営業一筋。ミキサーの販売担当者として、お客様のニーズに寄り添い、課題を解決するお手伝いをしています。

アフターフォローは別部署が担当しているので、営業部は基本的に新規のお客様がメインです。飛び込み営業などはなく、展示会で情報交換を行ったお客様や、お問合せ、ご紹介をいただいたお客様のもとに赴き、概要をヒアリングします。

製品はすべてオーダーメイドとなり、全く同じ仕様で別のお客様に納入することはありません。そのため、ヒアリングから実際に検収されるまでに年単位となる場合もあります。

営業の重要なミッションは、始まりから終わりまで、プロジェクトがスムーズに進むよう社内外の調整を行うこと。概要をヒアリングし、テスト機で試験を行い、お客様の求める結果になるかを検証し、成功したら具体的な仕様などを詰めていく。発注後は、設計担当者や施工担当者などと協力して設計・製造・納入を進め、お客様に検収していただくまで、ともに並走していきます。

「億」という、個人では扱えない規模。
会社の看板ではなく、自分を信頼してくれたお客様。

小さい案件でも数百万、大きい案件だと億単位の金額となるので、プレッシャーもありますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。

入社して6、7年が経ったころの出来事を、今でも強く覚えています。少し現実的な話になりますが、扱う金額が大きいこともあり、検収のタイミングが非常に重要なんです。ある大型案件で、月末までに検収をあげる必要があったのですが、社内の事情で工期が遅れてしまったことがありました。

上司や別部署に相談したり、掛け合ったりしましたが、納期に間に合わせることがどうしても難しい状況でした。困っていると、お客様が「吉田さんのことを信頼しているし、この後もちゃんと仕事をしてくれるなら、今月で検収をあげるよ。」とおっしゃってくださいました。

お客様側からすると社内で調整する手間が発生して、何のメリットもないのは明らかです。面倒ごとでしかないのに、助け舟を出してくれたことが非常に嬉しかったですし、会社の看板ではなく、私個人として信頼関係が築けていると感じ、自信につながりました。

脈々と受け継がれる、DNA。

お客様と信頼関係を築けたのは、誠実に対応するよう教えてくれた上司の存在が大きいと思います。

当社の教育制度の一つに、トレーナー制度があります。新入社員は1年間、トレーナーの先輩に同行したり、アドバイスをもらったりして、仕事を覚えていきます。1年経ったあとも、関係が解消するわけではなくて、何かあると相談に乗ってくれたり、身近な頼れる存在として仕事の心構えや取り組み方を学ばせていただきました。

あるとき、上司に「あなたが担当したから受注になったんだよ」と声をかけてもらったことがありました。自分で戦略を立てて考えながらの受注だったので、「一人前として認められた!」と、独り立ちを実感しました。

現在は、私も後輩を持つ立場となり、新入社員のトレーナーとして教育を担当しています。私自身、うまくいかなった時や失敗してしまった時に、先輩や上司がかばってくれたことが非常に心強かったので、後輩にも同じように接しているつもりです。後輩からはどのように見えているかちょっと自信がないですが…。

その土地の魅力を肌で感じられることが、営業職の隠れた楽しみ。

営業部だけでなく、社内の雰囲気がよいのも当社の魅力だと思います。私の同期は5人ですが、誰も辞めていません。社内で横のつながりがあるのが大きいと感じています。

部活動に3つまで入れて、私は全枠入っています。ゴルフ部とスキー・スノーボード部、あともう1つは何だったかな…(笑)こんな感じの緩さですが、たまに参加したりして、リフレッシュしています。

あとは、部署にもよりますが、当社ならではの魅力として、全国出張は外せません。

現在の私の担当エリアは中部・北陸地方なので、愛知や静岡、富山、石川など、週に1、2回は出張に行っています。うちの社員はみんな旅好きな人が多いですね。

最近のお気に入りは、富山の新鮮な魚を味わうこと。基本的に残業がないので、勤務後は現地のおいしいお店探しをしています。

就活時、仕事探しの軸は「地域に貢献したい」でしたが、結果として地元で働き、日本全国の人々の暮らしを守ることに携われて、さらにその土地の魅力も発見できて…という、理想以上の働き方ができているのかなと感じています。

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大平洋機工株式会社 採用・教育室

TEL047-473-6559